園長コラム 
2019年度主題…ことばに満たされて〜ひびきあう〜

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◎11月主題…共感する

年間主題聖句:

その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び葉もしおれることがない。

(旧約聖書・詩編 第1篇3節)

11月の聖書の言葉

同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。

(フィリピの信徒への手紙2章2節)

宣教者パウロが、利己心や虚栄心で混乱した共同体に対して諭した言葉です。

「同じ思い」となることの根拠は、誰もが分け隔てなくイエスさまに愛されている、ということです。
人は違いに目をとめ、それによって優劣を判断したりしますが、神の前に等しく尊ばれていることが、大前提なのです。
怒りや憎しみを感じる他者の内にも、同じように神の愛が注がれていることを思うなら、心を通わせることが出来るようになるでしょう。
聖書の「共感」を表す言葉は、喜びや痛みに震えている"はらわた"(ヘブライ人は内臓に心があると考えました)に、共鳴するという意味です。「寄り添う」こと以上に、同じ場に立ち共感的な姿勢で他者に関わることを大切にしたいと思います。

子どもたちは心を通わせながらいっしょに造り上げていくことの楽しさを、味わうことができるようになってきています。

その子らしいアイデアを出し合い、それをすりあわせ、共通のイメージを思い描きながら、保育をすすめていきたいと思います。

難しいことにも取り組みながら、うまくいかず残念な思いをしたり、上手に出来て喜んだりし、互いの気持に共感しながら過ごしていけたら良いと思います。

秋の実りの豊かさやそれを支える人の手の働き、季節の移ろう美しさにふれ、背後にある神さまの創造のわざを覚えて感謝しましょう。

あやめ幼稚園「園だより」より抜粋